数式OCRでLaTeXに変換する方法

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w.ryuAuthor
数式OCRでLaTeXに変換する方法

PDFや画像の数式をLaTeXに変換する数式OCRの流れと、確認のコツを紹介します。

数式OCRでLaTeXに変換する方法

論文のPDFに載っている数式を、そのままノートや資料に使いたいことがあります。ところが、手で打ち直すと時間がかかり、記号の写し間違いも起こりがちです。

そこで役立つのが数式OCRです。数式OCRは、PDFや画像の中の数式を読み取り、LaTeXのコードに変換してくれます。どのように進めるのか、順に見ていきましょう。

1. 数式OCRが必要になる理由

まず、数式を移す方法ごとに、どんな負担があるのかを比べてみます。

方法

作業の進め方

起こりやすい問題

手入力

記号を1つずつ入力

添字や記号の打ち間違い

スクリーンショット

画像のまま貼り付け

後から修正できない

数式OCR(LaTeX変換)

読み取った数式をコード化

変換後の確認が必要

表のとおり、手入力は時間がかかり、画像の貼り付けは後から直せません。一方、数式OCRならLaTeXのコードとして受け取れるため、そのまま編集できます。数式を画像ではなくコードとして手に入れられることが、数式OCRの大きな利点です。

2. 数式OCRでLaTeXに変換する流れ

では、実際の流れはどうなるのでしょうか。4つのステップにまとめました。

日本語: 数式OCRの流れ。文書を開く、数式をLaTeXに変換して認識する、元の文書と見比べて確認する、エディタなどに貼り付けて活用する、という4ステップの図。

ステップ

内容

① 文書を開く

PDFや画像を読み込む

② 認識

文字・表・数式を読み取り、数式はLaTeXに変換

③ 確認

元の文書と見比べる

④ 活用

LaTeX対応のエディタなどに貼り付ける

文字や表と並んで数式も読み取れるため、1つの文書から必要な内容をまとめて取り出せます。さらに、認識はPCの中で行われます。そのため、まだ公開していない論文や資料も、安心して扱いやすくなります。

3. 数式OCRの結果を確認するコツ

ただし、変換結果は元の文書と一度見比べておくと安心です。特に次の項目を見てみてください。

確認項目

見る理由

添字・上付き文字

位置がずれると意味が変わる

似た記号(lと1、×とx)

読み違えやすい

括弧の対応

閉じ忘れがあると数式が崩れる

分数・総和記号

構造が正しいか確認する

このように、確認する箇所は限られています。変換後にこの4点を見直すだけでも、数式OCRの結果の信頼性は大きく高まります。つまり、自動変換と人の確認を組み合わせるのが、いちばん早い方法です。

数式OCR、まずは1ページから

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